InterTerminalシリーズ(JCA-H手順対応クライアント)
(概要| 主な特徴 | 主な仕様 | プロトコル構成)
- 概要
- 日本チェーンストア協会により開発されたJCA-H 手順は、ITU-TのX.400プロトコルをベースとし、流通業界での標準プロトコルのひとつとして使われています。InterTerminal Hは、プロトコル部分にITU-TのX.400で勧告されている電子メールのユーザ端末としての機能を持ち、ライブラリとして提供しています。
ISDN版では下位の通信プロトコルはISDNのBチャネル上でX.25パケットを使用するため、通信ボードが必要です。Microsoft Windows2000/Windows NT4.0に対応のInterTerminal/ISDN/H for windows NT4.0ではEICON 社のISDN 通信ボードを用いて、ISDN経由で高速な送受信をおこなうことができます。 LAN版ではTCP/IPを用いて通信を行ないます。
InterTerminal/ISDN/Hでは、アプリケーションを構築するためのインターフェースとして、ITU-Tで勧告されているPCI(Programming Communication Interface)を採用しています。アプリケーションとライブラリとの間では テキストベースのファイルを用いるため、簡単かつ柔軟な業務アプリケーションの構築が可能です。
(概要 | 主な特徴 | 主な仕様 | プロトコル構成)
- 主な特徴
-
- 簡単なインターフェース
InterTerminal Hは、基本的にライブラリでのご提供となります。そのためお客様の好みに合わせたアプリケーションの構築や、既存のシステムに組み込んで使用することが可能です。ライブラリのAPIはPCIを採用し、プロトコルを意識することなく容易に開発することができます。
- 高速な処理
一般にボトルネックになりがちなプロトコル処理を高速化。独自開発のASN.1コンパイラ、ASN.1ライブラリを用いた高速なASN.1処理に加えてUnixで開発されたSTREAMS技術を独自に実装することにより、高速な通信処理を行なっています。
- 多彩なプラットフォーム
Microsoft Windowsシリーズや各種UNIXに対応したライブラリを用意しています。ライブラリのAPIは全てPCIで統一化されているため、移植することも容易です。
- 豊富な実績
長年にわたって官公庁や流通業界で用いられているシステムのクライアントに組み込まれて採用されています。
(概要 | 主な特徴 | 主な仕様 | プロトコル構成)
- 主な仕様
- ソフトウェアの構成
- InterTerminal P7通信プロトコルライブラリ Ver2.62
UNIX版は通常形式のライブラリ、シェアードライブラリ、Windows版はDLL及びLibにてご提供。
- バッチファイルインタフェースプログラム
InterTerminal P7ライブラリを使用したコマンドプロンプトから使用するプログラム。簡単な操作でホストとの接続を試したりすることができます。
- サンプルコード
- ドキュメント
必要なシステム
« UNIX版 »
OS |
Sun Solaris(Sparc/x86)2.4以上
HP HP-UX 10.0以上(*)
Linux(*)
FreeBSD
NetBSD
他
(*):HP-UXおよびLinuxについてはお問い合わせ下さい |
CPU |
特に速度は必要ありませんが、Pentium100MHz同等以上を推奨します |
メモリー |
16MB以上(32MB以上推奨) |
ハードディスクの空き容量 |
10MB以上 |
その他 |
CD-ROMドライブ(インストール時に必要) |
開発環境 |
|
« Windows版 »
OS |
LAN版
Windows XP/Windows 2000/Windows Millenium Edition/Windows 98 Second Edition/
Windows 98/95/NT 4.0/Windows 3.1(別途winsockが必要)/MS-DOS(*)
ISDN版
Windows 2000(*)/Windows NT4.0(*)/Windows 3.1(**)
(*):弊社指定のISDNボードが必要
(**):FRAPI-A準拠のISDNボードが必要 |
CPU |
特に速度は必要ありませんが、Pentium100MHz同等以上を推奨します |
メモリー |
16MB以上(32MB以上推奨) |
ハードディスクの空き容量 |
10MB以上 |
その他 |
CD-ROMドライブ(インストール時に必要) |
開発環境 |
Microsoft Visual C++(4.2以降を推奨)
Microsoft Visual Basic(4.0以降を推奨)
Borland Delphi
Borland C++
Watcom C++(10.0以降を推奨)
他、一般的な開発環境であれば問題ないと思われます |
(概要 | 主な特徴 | 主な仕様 | プロトコル構成)
- プロトコル構成
-
OSI基本参照モデル |
プロトコル、インターフェース |
位置付け |
|
LAN対応版 |
ISDN対応版 |
|
アプリケーション層 |
H手順アプリケーション
業務アプリケーション...等 |
ユーザープログラム |
通信インターフェース(PCI) |
InterTerminal/H |
|
X.419
P7プロトコル |
ACSE |
ROSE |
プレゼンテーション層 |
X.226プレゼンテーション |
セッション層 |
X.225セッション |
トランスポート層 |
X.224トランスポート(Class0) |
RFC1006 |
|
Winsock(*)Socket(*) |
OS(一部通信ボード含む) |
TCP |
ネットワーク層 |
IP |
Q.931 |
X.25 |
データリンク層 |
イーサネット |
Q.921 |
LAPB |
通信ボード |
物理層 |
ISDN |
(*):WinsockはWindowsシリーズのみ、SocketはUNIXのみ。
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